不動産ホームページのSEO対策って効果あるの？

不動産業にかかわらずどの業界においても新規顧客獲得において、

ホームページから安定して集客が出来ればそれに越したことはないと思います。

 

しかし、それがなかなかうまくいかないために、

ポータルサイトなどの集客力のあるメディアや媒体の力を

借りざるを得ないのが多くの企業様の現実です。

 

事実、これまで多くの不動産会社さんのWebコンサルティングの現場に携わってきましたが、

自社サイトのみで集客を完結して商売が成り立っているという会社は、

100社あって1,2社あるかなくらいの感覚値です。

 

なぜこのような状況になっているのか？

 

①    そもそもWebでの新規集客を必要としていない

②    ポータルサイトのSEOが強すぎて自社サイト集客を諦めている

 

細かな理由なども挙げればもっと多くありますが、

大きくこの2つに集約されると考えております。

 

①    の理由の場合はそもそものお話になってしまいますので割愛しますが、

②    の理由について言えば確かにその通りではありますが、

まだまだ実は不動産ホームページでも勝てる戦略というのは存在します。

 

そこで今回は不動産ホームページでお客様を流入させる

SEO対策の簡単な方法についてお伝えします。

 

■不動産ホームページの一般的なSEO対策

 

SEO対策業者から営業電話などは来たことはありますか？

このようなトークの触れ込みで営業されたご経験はないでしょうか。

 

営業マンA：「分譲マンション_札幌、新築_札幌」で1ページ目にあげます！

 

営業マンB：物件情報をたくさん更新すれば評価が上がってキーワードが上位に上がります！

うちはその物件名のキーワードで上位に上げるための対策をしています！

 

実際こういったキーワードで検索をしたことがありますか？

 

例えば、「分譲マンション　札幌」で検索をすると、

1位～10位まですべてポータルサイトが引っかかります。

 

次に物件名はどうでしょうか。

 

すべての物件名検索がそうとは限りませんが、

ほとんどのケースでポータルサイトが8割くらい表示されて、

不動産ホームページで1ページ目に入っていても

せいぜい1～2サイトくらいです。

 

つまり前述した2つのキーワード例で考えた場合、

ほぼポータルサイトが上位に来る形となります。

 

このようにWeb会社によっては現実的に上がりづらいキーワードで、

上位に上がるという触れ込みで営業トークをする会社が結構多いのです。

 

しかし、実際こういったキーワードはご覧の通りポータルなどの競合性が高く、

どこの会社も狙っているキーワードになるためすぐに上位達成するのは難しいため、

不動産ホームページで集客成功するためには違う戦略も同時に進めていく必要があります。

 

 

■では、どういうキーワードで対策したら良いのか？

 

年々、ユーザーのインターネットによる情報収集能力は高まっています。

 

よりピンポイントに自分の欲しい情報を見つけるための探し方をする人たちが増えており、

それに伴って検索キーワードも多岐に渡って調べられています。

 

具体的な例を記載します。

 

例)　札幌市の賃貸マンションに住む30代の夫婦がいます。世帯年収は400万円です。

子供の出産を機に、賃貸マンションから札幌市内で戸建てに住みたいと考えています。

新築や中古戸建に特にこだわりはありません。

 

仮にこのような設定をした場合に、

このユーザーはどのような検索することが想定されるでしょうか？

 

下記のようなことを調べる可能性があります。

・年収400万の30代会社員の場合、いくらまで住宅ローンを借りられるのだろう。

・年収400万の場合に、月々の住宅ローンはいくらが適切なのか。

・札幌で子育てしやすい地域ってどこだろう。

・新築と中古ってどのくらい価格差があるんだろう。

・仮に中古戸建の場合にリフォームしたらどのくらいリフォーム代かかるのかな。

 

ざっと思いつくだけでもこのような検索することが想定されます。

 

つまり、家を買うことを検討し始めた段階で、

すぐに「新築_札幌」などで業者を探し出す人はなかなかいないということです。

 

業者を探す手前の段階でわからない情報を事前にネットで色々調べる人の方が多く、

そういった人たちに見てもらえるコンテンツを作ることが、

不動産ホームページの集客成功に繋がります。

 

では、この場合にどういったコンテンツを作れば良いか。

上記を参考にキーワード例を挙げます。

 

・年収400万の30代会社員の場合、いくらまで住宅ローンを借りられるのだろう。

⇒「30代　会社員　住宅ローン」

 

・年収400万の場合に、月々の住宅ローンはいくらが適切なのか。

⇒「年収400万　住宅ローン　月々」

 

・札幌で子育てしやすい地域ってどこだろう。

⇒「札幌　子育てに良いエリア」

 

・新築と中古ってどのくらい価格差があるんだろう。

⇒「新築　中古戸建　価格　違い」

 

・仮に中古戸建の場合にリフォームしたらどのくらいリフォーム代かかるのかな。

⇒「中古戸建　リフォーム相場　札幌」

 

このように具体的に調べそうなキーワードを想定しながら、

コンテンツを作るのがベストです。

 

また、このようなキーワードは競合性が低いワードになるので、

時間がかからずに上位達成できる可能性が高いです。

 

 

■まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

今日から出来る不動産ホームページの簡単なSEO対策についてお話させて頂きました。

 

不動産ホームページで集客成功するためには、

①    見て欲しいユーザー(ペルソナ)を想像する

②    そのユーザーが調べる検索を想定してキーワードを決める

③    決めたキーワードで出来るだけ文字数を意識してコンテンツを書く

(1,000文字は最低必要)

この3点を意識してみて下さい。

 

あとは諦めずにやり続けていくことが何よりも重要です！

 

当社ではこういった集客したいターゲットから逆算して、

サイト企画・設計・構築、公開後の運用まで徹底支援しております。

 

札幌の不動産業の企業様でホームページ制作やWeb集客でお困り事があれば、

ぜひフロムノースにお気軽にお問合せ下さい。